地球の歩き方

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光の礼讃

ボノール油彩


※明日のスピーチのためのネタまとめの意味もあるので長いです(^_^;)

今日は画廊の仕事で宮崎県都城市に来ています。
6月30日~7月2において、都城ぼんちピアで開催される、
現代国際巨匠絵画展のお手伝いのためです。

この絵画展の招待画家、アラン・ボノール先生と初めてお会いしましたが、
東京からのフライト中に、いろいろと語り合うことができました。

私は初めて会う画家さんとは、最初にかなり長いこと話しをします。
ボノール先生は、私が懇意にしているフランスの画商さんと長い付き合いで、
その方のご紹介でご縁ができました。


アラン・ボノール画伯

1941年、フランスのリモージュご出身の画家。

幼少期は特に芸術に関心があったわけではなく、18歳の頃、
大学入試前に大病をしたことがきっかけで、2ヶ月間の養生を
余儀なくされたそうです。

精神的にかなり追いつめられていたそうですが、その時に母親が画材を
プレゼントしてくれたそうで、それがきっかけで、絵を描き始めたそうです。

同じ頃に、今度は父親がフランスの有名な彫刻家の作品を見せてくれ、
実際にその彫刻家に彼の作品を見せました。

その彫刻家はすぐに才能を感じたのか、自分のもとでデッサンを学ぶよう、
彼を導きました。

すぐに油絵にも着手し、わずか1年ほどで、地元の個展で油絵が2点売れました。
その結果を父親がみて、

「この子はこの道に進むのがいいのではないだろうか・・・」

と感じ、画家としての人生を後押ししてくれました(すばらしいご両親ですね!)。

その後さらに個展を繰り返し、ついにはフランスの元首相である(当時は大臣)、
アルベール・サロー氏の目にとまり、サロー氏が一気にコレクションをし始めました。

ボノール画伯が、当時彼の家に招待されると、そこにはピカソ、ユトリロなど、
多くの名画がコレクションされていたそうです。
サロー氏は、ボノール先生に、エコール・デ・ボザール(パリの国立美術学校です)
の校長を知っているので、そこでさらに腕を磨くよう、ボノール先生の父親を説得しました。

ボザールでは3年の研鑽ののち、優秀者に送られる奨学金制度、ローマ賞まで受賞、
イタリア留学まで果たしました。その後は教員となり、10年前に退職するまで、
多くの美術学生を導いてきました。


私は、口数がけっして多くはないボノール先生に、大切にしていることを聞いてみました。

・絵画は人とコミュニケーションをするための静かな手段
・自分が何者であるかを知るための道(その道に終わりはありません)
・名誉ではなく、描くことそのものが好きである
・周りで悲しみや不幸があろうとも救われる
・自然が師である

というような、さまざまなことを語ってくださいました。

何よりも、見た人が、絵について、質問をしてくれたり、語ってくれる瞬間が、
とても嬉しいそうです。

そのボノール先生は、昔から日本が大好きで、尊敬の念を持ち、見てくれています。

フランスと日本の自然観の違いや、日本の精神性について、
数多くの興味深いお話を聞きました。


日本において今でも忘れられないエピソードとして・・・

ある日、日本の個展会場において、車椅子の婦人が、
長いこと彼の絵を見つめていたそうです。

あまりにも長い時間、そこにとどまっていたので、スタッフも声をかけ、
先生といろいろとコミュニケーションをとれるよう、計らいました。

ご婦人は、「また明日、夫とともに参ります」と言って、その日は帰られました。

翌日、ご主人とともにあらわれて、またいろいろとお話しされたそうです。

ご主人は、ボノール先生に、

「妻のあんな幸せそうな顔は、長いこと見ていませんでした。
夢に出るくらいに語り続けるのです。」

とおっしゃられて、涙ながらのその姿がとても幸せそうだったとのこと。

このご主人の言葉が、とても大きな勇気をもたらしてくれました。

ボノール先生は、ご婦人に
「あなたに出会えて嬉しかった」
とお伝えしました。

画家は、感受性が高いがうえ、時にはプレッシャーに
押しつぶされそうになることがあります。

それでも、この時の出会いのように、たった一人の人であっても、
自分の絵画が幸せをもたらすのであれば、たとえ何があろうとも描き続けよう、
とあらためて思いなおしたそうです。

私は、このお話を聞いたとき、その車いすの女性の心を救うとともに、
ボノール先生ご自身の心も救われたのだな、と感じました。


いま、ボノール先生は、将来のための本を書いているそうです。

谷崎潤一郎の「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」へのオマージュとして、
光の礼讃をテーマにしています。

光を追い続ける印象派画家。彼が辿り着く光の境地はどんなものでしょう。
私はいつか来る、彼の本の到着をとても楽しみにしています。

さて、明日から仕事です。がんばろう!!

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| アート | 22:15 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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導く人と学ぶ人のスキル

6月ひとつも記事書いていませんでした(^_^;)
実は今月は試練がいろいろとある月で、しばし本業に集中しておりました。


さて、最近またふと思ったことがありました。

それは「導く人」と「学ぶ人」のそれぞれに必要なスキルのこと。


これは双方のスキルがあって、初めて効果が出るもの。

たとえば、

導く人:未来を感じさせる
学ぶ人:未来を問う(求めよ!さらば・・・)

導く人:広い宇宙
学ぶ人:相手の宇宙を受け入れる(素直)

導く人:鎖をはずす
学ぶ人:はずした鎖を再びつけない(でもつけちゃうけど・・・)

という感じです。

もちろん、これ以外にだって、まだまだいろいろあると思います。
そして、相性もある。


7月の特別講座は、ここを深堀りした内容にしたいな~と思い。

「なぜかうまくいってしまう人の特徴」~鳳成さんが観てきた人たち~
http://www.369.co.jp/seminar_advance.html

というタイトルにしました。

これは、そのものズバリな内容です。
私も含め、なかなか前進しない人たちにとっては、珠玉の内容ではないかと・・・
鳳成さんからもお題をほめられました(*^_^*)


なんとなく、こんな話だろうな~と想像する方たちもいらっしゃると思います。

そこで、まあ自分はいいか!と思ってしまうと、実は成長が止まるのです。
以前、知っているというワナで書いたことともつながってきます。


結構深い話になると思いますのでお楽しみに!

| 鳳成さん | 10:55 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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